お餅はなぜ地域で形が違うのか?関東と関西の雑煮の違いと由来とは?

目安時間:約 11分

 

お正月に食べるお餅の文化。

 

毎年、当たり前のように口にしていますが、地域によってお餅の形が違うって知ってましたか?

 

関東と関西は料理の味つけの違いもよく比較されますが、お雑煮の味にもお餅の形にも違いがあるんです。

 

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関東では角餅関西では丸餅が食べられていますが、この違いはなぜ生まれたのでしょうか?

 

今回は、お餅はなぜ

 

  • 地域によって形が違うのか?
  • 形の違いとその由来とは?
  • 関東と関西の具体的な味の違いとは?

 

などについて、まとめました。

 

お餅を通して日本の食文化の歴史が垣間見えてきますよ。

 

来年のお正月に味わうお餅は、お餅の豆知識を知ることで、より一層美味しく深く感じるかもしれません♪(*´ω`*)

 

 

 

 

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お餅はなぜ地域によって形が違うのか?

 

初めは丸餅が主流だった!

 

お餅の形の違いは歴史から始まります。

 

お正月に餅を食べ始めたのは室町時代の上方。

 

形の由来は諸説ありますが、有力なものは、望月や鏡への信仰に通じているためや、円満を象徴する縁起物として「丸餅」が食べられるようになりました。

 

その他、丸餅の丸は魂を表す形で「年の初めに食べることで神の力を得ることができる」と考えられた説や、丸は豊作物の豊作を象徴することから縁起担ぎを表現したという説もあります。

 

元々、関東も関西も地域に関係なく「お餅は丸餅から始まった」ということですね。

 

では、どうして関東では角餅が食べられるようになったのでしょうか?

 

その歴史を見ていきましょう。

 

角餅が食べられるようになった由来

 

角餅が生まれたのは、江戸時代の江戸です。

 

当時の江戸は、地方からの人の流れで人口が急増したのですが、女性が少ない極端に偏った人口比でした。

 

お正月の餅を家で作ろうにも、女性の割合が少ない世帯や妻を失った夫世帯、男性の一人暮らしが多いという状況でした。

 

年末に長屋の住民などが集まって全員のお餅を作ることになり、女手の少ない中、効率良く時間をかけず餅を分ける方法として、伸ばした「のし餅」を切った「角餅」が生まれました。

 

この歴史の言い伝えでは、角餅は丸餅の信仰に反しますが、江戸では「角餅も焼いてしまえば丸くなる」との合理的判断で角餅が広まったそうです。

 

また、武家が支配した関東では、「敵をのす」の縁起からのし餅を切った角餅の方が丸餅よりも好まれました。

 

お餅や雑煮に関東と関西で違いが出る理由とは?

 

関東と関西の風習の違い

 

お餅や雑煮に関東と関西で違いが出るのは、風習の違いからきています。

 

関東関西の風習の違いは、

 

元々、関西で生まれた古くからの風習が、江戸~東京で時代や風土に合わせて変化した。

 

その後その江戸~東京で生まれた風習は東日本に広まった。

 

西日本は京都や大阪を中心として古い伝統を守った。

 

このような例は、お餅や雑煮だけにとどまらず、多くの歴史や文化の中で見られることです。

 

お雑煮の関東と関西の味の違い

 

関東のお雑煮は「すまし汁仕立て」

武士は失敗して評判を落とすという意味を持つ「味噌をつける」ことが嫌われ、味噌味よりも鰹だしのすまし汁仕立てが好まれました。

 

武家文化の影響を強く受けた関東は、すまし汁仕立てのお雑煮が一般的となり、その後、東日本に広まっていきました。

 

関西のお雑煮は「白味噌仕立て」

関西では白味噌仕立てのお雑煮が主流です。

 

白味噌仕立ての方がすまし汁仕立てよりも歴史が古く、京都の文化に強く影響された関西地方は、そのまま白味噌仕立ての伝統を受け継ぎました。

 

古い伝統を守る関西ならではの思考が食文化にも影響したという歴史が物語っています。

 

関西は公家や商人たちが多く生活していることから、繊細で素材の味を楽しめる味つけの傾向が強いとされています。

 

具も「人の頭になるように」という願いが込められた頭いもが使われることもあり、武家文化の根強い関東とは違い、具材にも繊細さが込められた様子が見え隠れしますね。

 

京都や福井などの一部地域では、白味噌ではなく赤味噌を使うようです。

 

お雑煮の味の違いは地域で具体的にどう違うのか?

 

お雑煮やお餅は「関東と関西で味が違う」とは言いますが、具体的にどう違うのでしょうか?

 

農林水産省のHPで「お雑煮文化圏マップ」を見てみました。
→【特集2 食材まるかじり(1)農林水産省】

 

これを見ると、どこの地域でどのようなお餅の形でお雑煮の食べ方をしているか一目で分かるようになっています。

 

個人的な感想としては、自分の地域で当たり前のように食べていたお餅の形とお雑煮だけに、こんなに多種多様に組み合わせがあるのかとビックリしました!(°д°)

 

このマップによると角餅丸餅の分け目は、天下分け目の「関が原の戦い」で有名な岐阜と滋賀の県境あたりなようです。

 

関東は圧倒的に角餅のすまし汁仕立てですが、関西は丸餅は統一されているものの、味付けは地域によって異なり、あずき汁を楽しんだり、白味噌だったり、すまし汁だったりバラバラな印象でした。

 

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お餅はなぜ地域で形が違うのか?関東と関西の雑煮の違いと由来とは?まとめ

 

いかがでしたか?

 

関東と関西の味付けの違い、お餅の違いを歴史を紐解きながらお伝えしました。

 

歴史や文化の時代背景、武家文化か?公家や商人が住む土地か?によって、こんなにお雑煮にも影響が出るのかと知ってビックリ!な今回のリサーチでした。

 

お家のお雑煮の味付けはすまし汁仕立てか、白味噌仕立てか、どちらでしょうか?^^

 

私のお家は角餅のすまし汁仕立てで育ったので関東に入りますが、丸餅の白味噌仕立ての存在を知り、来年のお正月に挑戦してみたいなぁ~と思いながらも、育った味のすまし汁仕立てがしっくりくる!とも思いそう!と今からお雑煮を食べる妄想を膨らませているのでした(*´﹃`*)

 

いつもと違う味付けも楽しみながら、楽しいお正月を迎えられますように♪

 

以上、【お餅はなぜ地域で形が違うのか?関東と関西の雑煮の違いと由来とは?】でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

お役に立てば、関連記事からもお正月に関する豆知識やライフハック記事が読めます。

 

ご参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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この記事を書いている人

好奇心旺盛な管理人Cちゃんが、日常のあらゆる疑問をみんなの代わりに、調べて、まとめて、こねくり回していくので(*´ω`)見てくれたら嬉しいです。自身も2児のママとして子育てに奮闘中なので、ママ目線での情報も発信中。お役立ちいただけたらこれ幸せです。

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