お屠蘇とお神酒の違いとは?成分や意味、お屠蘇の作り方もご紹介♪

目安時間:約 9分

 

新年のお祝いで飲む

 

「お屠蘇(おとそ)」

 

神棚に捧げる

 

「お神酒(おみき)」

 

なんだか似ているこのお屠蘇とお神酒について、
名前由来、中身の成分 などについて比較しちゃいました。

 

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また、お屠蘇の作り方もご紹介します。
お正月準備前に豆知識として知っておきましょう♪

 

  

 

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  • お屠蘇とお神酒の違いとは?名前の意味や中身を比較!

 

■中身の比較

 

お屠蘇とお神酒は同じか?という疑問について。
ハッキリ言ってしまえば違うものです。

 

「おとそ」は、原料の屠蘇散という生薬をお酒やみりんに浸して作った薬酒で、年頭に飲む祝いのお酒です。一方、「おみき」は、神前に供えるお酒を美化した言い方です。

 

最近では、お屠蘇の中身は薬酒ではなく、ただのお酒を入れてお屠蘇気分を味わい振る舞う場合もあるので、「おとその中身がおみき」という家庭もあり、違うものとは断言できない時もあります。

 

なので、一般的には別物と考えるのが良い!です(`・ω・´)キリッ

 

■意味の比較

 

「おとそ」は、一年の邪気を払い長寿を願って、お正月に飲む薬酒です。
昔から、「一人これを呑めば一家病無く、一家これを呑めば一里病無し」と唱えて飲むので、正月の祝いの席にはかかせないものとなっています。

 

お屠蘇の漢字について、お屠蘇の「屠(と)」には、

 

1、さく。動物を裂いて肉をばらす。
2、ほふる。人や家畜を殺す。攻め滅ぼす。

 

という意味を含み、この語源にはいくつかの説があります。

 

・その1

 

「屠」は滅ぼすの意。「蘇」は、悪鬼の名前。「蘇を屠(ほふる)」からお屠蘇。
これを飲んだ者には鬼は近づかないということから。

 

・その2

 

「屠蘇庵」という方が自分で作った屠蘇酒を常用し、長生きしたことから。

 

・その3

 

「邪気や鬼気を屠(ほふ)り、人魂を蘇(よみがえ)らせる。」
など、当時恐れられていた疫病の予防を意味しているから。

 

また、一説によれば、前年までの古い自分を「屠」り、新年とともに
新しい自分に「蘇」えるという意味が込められているという解釈もあるようです。

 

新年の祝いに飲むには相応しい風習ということが、この一説から感じますね~('ω')

 

一方、「おみき」ですが、漢字で書くと「御神酒」か「御御酒」で、意味は

 

1、神前に供えるお酒
2、お酒のしゃれた言い回し

 

です。一般的には中身は日本酒のことです。

 

「みき」という言葉は酒に「御(み)」を付けた酒の美称で、通常はさらに「御(お)」をつけて「おみき」といいます。お酒を美化した呼び方なんですね。

 

ちなみに、「おみくじ」も同じで、「御神籤」や「御御籤」と書いたりします。

 

中身と名前の意味、由来から見ても「おとそ」と「おみき」は別物ということが分かりますね。

 

続いて、お屠蘇の中身、原料の屠蘇散の生薬についても調べてみました。どんな中身で、どんな効能があるのか見ていきましょう♪

 

  • お屠蘇の成分とは?何が入っているの?

 

お屠蘇は、本来、「屠蘇散」や「屠蘇延命散」と呼ばれる5~10種類の生薬を配合し、お酒やみりんに漬け込んだ薬酒のことです。

 

主な屠蘇散の中身は、

 

・白朮(ビャクジュツ)
キク科オケラまたはオオバオケラの根
(効能:利尿作用、健胃作用、鎮静作用)

 

・山椒(サンショウ)
サンショウの実
(効能:健胃作用、抗菌作用)

 

・桔梗(キキョウ)
キキョウの根
(効能:咳や痰を鎮める、鎮痛作用)

 

・肉桂(ニッケイ)
ニッケイの樹皮、シナモン
(効能:健胃作用、発汗・解熱作用、鎮痙作用)

 

・防風(ボウフウ)
セリ科ボウフウの根
(効能:発汗・解熱作用、抗炎症作用)

 

・陳皮(チンピ)
みかんの皮
(効能:吐き気防止)

 

と、なんだかとっても身体に良さそうなものが入ってます。が、生薬的な効能は上記通りで、お屠蘇として飲む場合は盃に三杯とたしなむ程度なので、医療効果はない!ということをここに添えておきます( ;∀;)

 

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  • お屠蘇の作り方をご紹介!

 

機会がないとなかなか味わうことのできないお屠蘇ですが、最近では、日本酒をそのまま「お屠蘇」として使う家庭が多いようです。先ほど書いた原料の生薬を準備するのはとっても大変だけれど、スーパーやドラッグストアで元となる屠蘇散が売っています♪それを使えば簡単に作ることができますよ。

 

<お屠蘇の作り方>

 

■用意するもの

 

・屠蘇散
→スーパーやドラッグストアなどで11包200円前後で売ってます。年末に日本酒や本みりんを買うと、屠蘇散が付いてくることもあります。こりゃラッキー^^

 

・酒
→なるべく上質なものを用意する。味に違いが出ます。

 

・本みりん
→料理用のみりんだと塩分が入ってる場合があるので、本みりんを使います。酒と同じくなるべく上質なものを使うようにしましょう。

 

■作り方

 

1、酒と本みりん合計300mlに屠蘇散を浸します。

 

→ポイント
酒を多くすると辛口な仕上がりになり、本みりんの割合が多いと甘口でまろやかな仕上がりになります。素材が勝負なので、上質なお酒や本みりんを選ぶようにしましょう。お子様用やお正月も車を運転する方用には、本みりんだけで作ったお屠蘇を準備してもいいですね。

 

2、抽出が終わったら屠蘇散を取り出します。

 

→ポイント
屠蘇散に付いてくる説明書きを参考にして、出来上がり時間から逆算して作り始めましょう。抽出時間が長くなると、濁りが出たり沈殿物が混ざることがあるので注意が必要です。抽出時間は5~8時間が一般的です。説明書きを確認して下さいね。

 

  • お屠蘇とお神酒の違いについて<まとめ>

 

いかがでしたか?

 

「おとそ」と「おみき」
双子みたいなこの似た名前を持つお酒たちについて、名前の由来や意味、中身などについて調べてみました。

 

また、お屠蘇の作り方もご紹介しましたが、原料の屠蘇散と上質なお酒やみりんが手に入れば、浸しておくだけの簡単クッキングなので、

 

近々やってくる新年の
「到来」にはぜひ「トライ」
してほしいと思っております←寒い('Д')

 

以上、【お屠蘇とお神酒の違いとは?成分や意味、お屠蘇の作り方もご紹介♪】
でした!
参考になれば嬉しいです^^

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