
こんにちは、Cちゃんです(・ω・)
端午の節句である5月5日といえば、こどもの日ですね。
この日に地域によっては「菖蒲湯(しょうぶゆ)」というお風呂に入って楽しむ風習があるんですが知っていますか?
私の地域ではなじみがない風習なのか、古くからの習慣がもうないのか、菖蒲湯に入ったことがないので、好奇心から菖蒲湯について色々と調べてみました。
同じく、菖蒲湯なんて初耳!なんとなく知ってはいるけどはっきり入る理由が分からない!というあなたの参考になると嬉しいです。
レッツ、菖蒲湯リサーチ(/・ω・)/
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この記事の目次
菖蒲湯とは?菖蒲湯の基礎知識
菖蒲とは?どんな植物?
まず、菖蒲湯に使う“菖蒲”とはどんな植物なのでしょうか?
菖蒲湯に使われる菖蒲は「葉菖蒲」ともいい、ガマに似た花が咲くショウブ科の植物です。種類によってはサトイモ科に属するものもあります。
川や池のまわりに生える草木で、昔から薬草や漢方薬として使われてきました。
また、古い中国の歴史から重宝されてきた理由に
- 葉や特に根の部分から薬としての効果が高い成分が採れる
- 菖蒲全体から出る独特な香りはアロマセラピー効果がある
として、お風呂に入れる、お酒に浸して飲むなど多様に親しまれる身近な植物でした。
日本では菖蒲湯のショウブを「菖蒲」と書きますが、元祖中国では「白菖」と書き、「菖蒲」は同じショウブ科に属するセキショウという小型の植物のことを指しています。
中国から伝来するときに「白菖」から「菖蒲」へと漢字の伝わり方も変化したのでしょうか。
この菖蒲を入れるお風呂が「菖蒲湯」になります。
いつ菖蒲湯に入るのか、入る日にちや時間など決まっているのでしょうか?
菖蒲湯とは?いつ入るの?
薬草や漢方薬として重宝されてきた菖蒲の葉や根を入れて沸かすお風呂のことを「菖蒲湯」と呼びます。日本の年間行事の一つ、端午の節句・こどもの日の過ごし方として親しまれてきました。
いつ入るのか?入るタイミングはあるのか?は正式に決まっていませんので、5月5日に各家庭の普段通りのお風呂の時間に入れば大丈夫です。
菖蒲湯のはじまりや由来についても調べてみました。
菖蒲湯の起源と由来とは?
昔から中国で多様に使われてきた葉菖蒲。
多様に使うほど馴染みのある植物だけに、お風呂に入れるようになったのも何となく想像がつきますが、いつから始まった文化なのでしょうか?
菖蒲湯の歴史をさがのぼると、中国の古い歴史にたどり着きます。六世紀頃の書物に「古くから人々の間では長寿や健康を願い菖蒲を用いてきた」と記されています。
もともと、端午の日は春から夏への季節が移り変わる時期です。雨季を迎える前のこの時期は体調を崩しやすい「物忌み(ものいみ)の月」と呼ばれていました。
物忌みとは日常的な行動を控えて戯れを避けること、現代でいう自粛ムードでしょうか。調べると禁止事項などもありました。
体調不良や災厄が増えることを心配した昔の人々は行動を制限しながら、菖蒲の強い香りが厄や邪気を祓う効果があると考え、さまざまな菖蒲を用いた邪気払いを行いました。
その一つに菖蒲を使った「菖蒲湯」もありました。端午の節句行事と一緒にそのまま菖蒲湯が日本に伝来しました。
端午の節句は別名「菖蒲の節句」とも呼ばれています。
▼その理由はこちら▼
端午の節句の起源!本当は「女性の節句」だった?端午の意味もご紹介
菖蒲湯の文化が日本で広まったのはいつ?
中国からの菖蒲を使った厄払いの行事が日本に伝わったのは奈良時代のこと。宮中行事として推古天皇が菖蒲湯に入浴したのが始まり、と記録されています。
武家社会になった鎌倉時代では、
- 菖蒲が武道を重んじる意味の「尚武」や「勝負」と同じ読みであること
- 菖蒲の葉が刀のように尖って勇ましい形をしていること
などが武士たちから好まれて、縁起担ぎ・無病息災を願い菖蒲湯に入ったり、家を守り立身出世できるよう祈願する「男の子の成長を祈る日」として端午の節句行事が確立しました。
この風習が一般庶民まで広がったのは江戸時代になってからで、菖蒲湯に入る行事も「5月5日の夜または5月6日の朝に各家で菖蒲湯に入る」と、当時の生活の様子をつづった書物に残されています。
長屋暮らしの庶民も銭湯へ出向き、菖蒲湯のときは銭湯の料金にプラスしたおひねりを番台の三方という置き場に納めるのが決まりだったそうです。
江戸時代前期の俳句師、宝井其角という人が
銭湯を沼になしたる菖蒲(あやめ)かな
と菖蒲湯について詠った俳句があります。
この俳句から想像すると、お湯の上に沼のように敷き詰められた菖蒲湯の当時の様子が伝わってきて、敷き詰められた菖蒲湯がなんとも贅沢で楽しそうだな♪と、実際に体験してみたくなります。
菖蒲湯の季語は?
菖蒲湯は「夏の季語」として俳句に用いられています。
菖蒲湯の英語と英名は?
菖蒲湯の英名は“甘い旗”の意味を持つ「sweetflag」の名を持ち、
英語では「菖蒲を使ったお風呂」の英文が
The bath using an iris
になります。
続いて、菖蒲と間違われやすい花菖蒲のアヤメについても触れておきますね。
菖蒲と花菖蒲の違いに注意!
いざ、菖蒲湯を試したくて菖蒲を買うときは注意が必要です。
菖蒲と間違われやすい植物にアヤメ科の花菖蒲があります。花屋さんでよく目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
花菖蒲がアヤメ科に属するのに対して、菖蒲湯に使う葉菖蒲はショウブ科またはサトイモ科に属した全くの別植物になります。
また、アヤメ科の花菖蒲は毒性を持ち、症状としては皮膚炎、嘔吐、下痢、胃腸炎を引き起こす恐れがあります。
どれも身体に重大な影響が出るので、間違っても
「菖蒲湯に花菖蒲を入れて、うっかりお湯を飲んじゃった!」
なんてことにならないよう、必ず“葉菖蒲”を選んで下さい。
大変なことになりますので!(; ・`д・´)
では、菖蒲湯に使う菖蒲はどこで購入すれば良いのでしょうか?
菖蒲湯の菖蒲はどこに売ってる?
生の菖蒲を使う場合
菖蒲湯に使う菖蒲は「川や池の周辺に自生している」と調べて分かりましたが、自分で採りに行くのは大変ですよね。
自宅の庭に池があって菖蒲も生えてるよ!
なんてお家はなかなかないと思いますし、自然の菖蒲を採ってきてもお風呂に入れるのは抵抗があるもの・・・
菖蒲は季節限定の植物なので、端午の節句が近づくとスーパーや花屋さんの店頭に並び始めます。
気を付けたいのは
- 時期を逃すと買えないこと
- 売り切れると再入荷はほぼないこと
販売期間も限られているので手に入る期間も限られているのですが、「期間限定」がつく生の菖蒲で菖蒲湯を楽しんでみたくなりますね。
菖蒲湯の菖蒲の保存方法
菖蒲湯に生の菖蒲を使いたい場合は、菖蒲を事前に準備しておき冷蔵庫で保存します。
冷蔵庫に入らない場合は、湿らせた新聞紙に包んで日陰に置いておくと一週間くらいはもつので便利ですよ。
店頭で菖蒲を見かけたら早めに購入して、上の方法で自宅保存しておくと生の菖蒲で菖蒲湯が楽しめますので、お試しあれ♪
生以外の菖蒲を使う場合
生の菖蒲を使って菖蒲湯を楽しめたらいいのですが、「菖蒲を買い逃した!」「菖蒲湯の時期以外で楽しみたい!」という場合は、インターネットで買える乾燥菖蒲を使いましょう。
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常温保存で約2年の消費期限があり、低価格ながらいつでも菖蒲湯を楽しめます。
邪気を祓うことに加えて、花言葉が「うれしい知らせ」というところから、仕事の大切な商談や受験を控える方、妊活中の女性など、こどもの日以外でも「ここぞ!」という予定がある方におすすめです。
■菖蒲と勝負をかけて
■花言葉の「うれしい知らせ」がありますように・・・
受験生に乾燥菖蒲をプレゼントしても喜んでもらえそうです(^^♪
菖蒲湯の入浴剤を使う場合
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菖蒲湯の入浴剤も自然な香りで癒されると好評です。
リラックス効果のある爽やかな香りを体験してみたくなります。
自然な香りに癒やされます。
また、購入したいと思います。
ゆず湯を最初に使って良かったので、菖蒲湯もとっても良くてお風呂上りの湯冷めが無くなりました。冷え性の人に勧めたら喜んでました。
色は薄いグリーンのお風呂になります。香りは、お風呂に漂うという感じはしなくて、パックを嗅ぐとしょうぶの香りがして癒されます。しょうぶ時々みかんの匂い。夏だけじゃなく年中使ってみたい。
と、好評です。
そんな魅力的な菖蒲湯の作り方と効能について詳しく見ていきましょう。
菖蒲湯のやり方と効能
菖蒲湯の作り方
菖蒲湯の作り方はとても簡単で、束ねた菖蒲を湯舟に浮かべるだけ!
菖蒲が手に入れば今にでも試したくなる手軽さがあります。菖蒲の葉がバラバラになると集めるのも手間なので束ねて入れても良いですし、地域によっては葉を刻んで入れるところもあります。
菖蒲湯の効能
菖蒲は昔から薬草として扱われてきました。薬自体貴重だった先人の知恵ともいうべき菖蒲湯ですが、香り成分には「アサロン」と「オイゲノール」が含まれています。
アサロンはアロマ効果、オイゲノールは殺菌・麻酔薬の成分として利用されています。
血行促進や疲労回復、保湿、解毒、殺菌効果に加えて、腰痛や神経痛などの鎮痛・鎮静効果、リュウマチ、冷え性改善などにも効果が期待できる、とのこと。
こどもの日問わず、「日常から菖蒲湯に入りたくなる!」という方は、やはり乾燥菖蒲を常備しておくのがベスト!だと思います。
しかも、さきほどお伝えした効果が期待できるなら毎日じゃなくても週一くらいは菖蒲湯にしたくなりますね。
菖蒲湯の効果を高める方法
さらに、菖蒲湯の作り方に4つのポイントを加えるだけで、普通に入るよりも菖蒲湯の効果・効能が増す入浴の方法があります。
1、浴槽にお湯や水を入れる前に菖蒲を入れる
お風呂の給湯器が追い炊き可能な場合、浴槽に水を張ってから菖蒲を入れてお湯を沸かします。すると、香りが増し菖蒲の葉や根からより成分が抽出される、とのこと。
そして、給湯器が追い炊き不可の場合は、空の浴槽にまず菖蒲を入れて、少し熱めで42度くらいのお湯を入れます。菖蒲の香りや成分がしっかり出た後、お湯の温度を調節してから入浴して下さい。
これを調べたとき、なぜかお浸しにする野菜の茹で上がりを思い出してしまいました(笑)青物野菜の茹で上がる瞬間のボワッとした香りも確かに増された香りだなと。
2、菖蒲の葉を刻んで入れる
浴槽にお湯や水を入れる前に菖蒲の葉を入れる1の方法も香りや成分が増して効果的なのですが、菖蒲の葉自体もそのまま入れるより刻んで入れたほうがより成分が抽出される、とのことです。
各地域で楽しまれている方法も様々ですが、山口県下関市に残る古い文献に「菖蒲の葉は刻んでいれる」と記されていることから、この方法が採用されています。
刻んだ菖蒲をバラバラのまま浴槽に入れると後始末や詰まりの原因になりますので、大きめのお茶パック等を活用するのがおすすめです。
抽出方法は、
- 洗面器等にパック入り菖蒲を入れて熱湯を注ぎ15~30分待つ
- その後、洗面器内の菖蒲エキスを抽出したお湯とパック入り菖蒲を浴槽に投入!
で、完成です(`・ω・´)/
確かに、煮物でもシイタケの傘部分に切り込みを入れたほうが味が染みますし、シイタケの成分や旨味も煮汁に出て美味しいですよね。
その考え方でいくと素材そのままでもいいけど、一工夫やひと手間加えたほうがより素材の良さを120%引き出せます。菖蒲も同じなのだと納得しました。
3、菖蒲の根の部分も入れる
菖蒲湯にかかせない菖蒲ですが、効果効能がより多く抽出できる重要な部分は実は「根っこ」になるんです。
根の成分を抽出した生薬が「菖蒲根」として販売されるほど葉よりも効能があり、血行促進、疲労回復、神経症、胃痛、関節痛、打撲傷などにも効果が期待できるとのこと。
店頭では菖蒲は葉の部分が販売されていて重要な「根」の部分は見つけられないかもしれません。
そんなときは・・・
- 専門店である花屋さんに行く
- 漢方薬局に相談する
- インターネットで購入する
という方法で菖蒲の根の部分を入手してみて下さいませ。
根を入れないと損な気がして(笑)
菖蒲湯するからには根部分も入れたくなりますね(゜゜)
4、菖蒲とよもぎも一緒に束ねて入れる
昔から、菖蒲と同じくヨモギも薬草として扱われてきました。また、香りの強さから厄除けや病気を寄せ付けない力がある、と信じられてきた植物です。
お店によってですが、菖蒲湯のために菖蒲を買いに行くと隣の列にヨモギも売られているくらい、菖蒲とヨモギは相性の良いコンビです。
妊婦さんには陣痛促進作用があるので避けたい素材として要注意ですが、他に血行促進や保湿効果があるので、妊婦さん以外の方は端午の節句に菖蒲湯コンビの「菖蒲×よもぎ」をお試しあれ♪
菖蒲湯に赤ちゃんを入れても大丈夫?
菖蒲湯に赤ちゃんを入れても問題はないです。
しかし、安全を考えて月齢が生後4ヶ月を過ぎてから入れるのが一つの目安になります。
赤ちゃんの肌がとても敏感なのは言うまでもないことですが、生後3ヶ月までは皮膚のバリア機能がとても未熟で、すぐ赤みが出たり乾燥負けしたりと、皮膚に厚みが出て育つまで時間がかかります。
菖蒲の葉に農薬が残っていた!
菖蒲湯の効果である血行促進の影響で汗をかきやすくなった!
その結果、赤ちゃんの肌へ負担をかけてしまう場合もあります。
また、菖蒲湯自体にアレルギーの原因となる成分は含まれていないのですが、赤ちゃんが元々アレルギー体質だった場合、赤みやブツブツ・発疹が出るなんてことも有り得ます。
細心の注意を払い、それでも赤ちゃんと菖蒲湯を楽しみたい場合は
- 菖蒲を入れたバケツや花瓶を浴室に置き、香りと雰囲気を楽しむ
- 菖蒲を赤ちゃんの頭に巻き、厄払いやお願いごとをして写真を撮る
- 菖蒲湯のお湯を少し赤ちゃんの身体にかけて反応をみる
- 赤ちゃんが浴槽に入る直前に菖蒲を入れ、効果が出るのを遅くする
- 菖蒲の葉先がとがっているので、赤ちゃんを入れるときは菖蒲を浴槽から出す
- 菖蒲湯に入るときは長時間入れず、上がるときは上がり湯をかけて身体を洗う
など注意点を踏まえて、初節句の菖蒲湯を楽しんでみて下さい。
赤ちゃんの月齢が2~3ヶ月と小さい場合は、初節句の菖蒲湯は来年の楽しみにするのがおすすめです。
菖蒲の葉や根から出る精油成分がどう赤ちゃんの身体に反応するのか、元々あった身体の赤みがお湯に入ると強く感じるだけなのか分かりませんが、4ヶ月~とある程度月齢が高くなった後、菖蒲湯を楽しむほうが安全で節句行事を楽しめます。
赤ちゃんだけでなく、肌が弱い人やアレルギー体質の人も菖蒲湯に入る前にお湯を少し身体にかけて試してから入浴するのが安全に安心して菖蒲湯を楽しめます。
菖蒲を頭に巻くとは?
頭に巻く鉢巻き遊び
菖蒲を頭に巻くとは?地域によって菖蒲湯に入った際に、頭に巻くと「頭が良くなる」と信じ伝えられてきた風習のことです。また、お腹に巻くと「健康になる」といわれてきました。
菖蒲は健忘薬に効く薬として昔から扱われてきました。その薬としての効果を知っている故人が、お湯で柔らかなくなった菖蒲の葉を頭に巻き健康を願ったのでしょうね。
ハーモニカ遊び
菖蒲の葉をハーモニカ程度の長さに切り、横に持って息を吸い込みながら「ピーッ」と鳴らします。ただ、音を鳴らすのは意外と難しいので、夢中になって湯あたりしないようハーモニカを作ってから菖蒲湯に入ると安心です(笑)
また、菖蒲でハーモニカを作るときに菖蒲の芯があったら取り除いて作って下さい。
菖蒲湯以外での楽しみ方
各地域ごとに厄払いとして菖蒲を使い伝えられた方法が違います。また、厄払いの他にも菖蒲を使い身の回りの生活に取り入れたものもあります。
などなど・・・
▼詳しくはこちらにまとめています▼
→菖蒲湯の菖蒲ほかの楽しみ方とは?厄払いに活用しよう!
菖蒲湯後の残り湯の後始末
普段からお風呂の残り湯が勿体ない!と洗濯に回している人もいますよね。
かく言う私もその一人なので、菖蒲湯をした後の残り湯が気になるところ・・・
菖蒲湯の残り湯でも問題なく洗濯物を洗えるということですが、菖蒲の香りが洗濯物の衣類にうつってしまう可能性があります!(゜゜)
菖蒲湯を洗濯物の洗いに使用する場合、すすぎは水道水を使うようにしましょう。菖蒲湯のにおい移りが嫌な場合には、残り湯使用を避けたほうが無難です。
また、菖蒲と一緒にヨモギを入れた場合は、ヨモギの青々とした色が洗濯物にうつる可能もあります!残り湯使用は、「使えるけど控える」がベスト!な答えです。
お湯からあげた菖蒲はそのまま丸めて捨ててもいいですが、乾燥させて芳香剤や虫よけの代わりに使えます。そのまま捨てるのがもったいないときは、試してみて下さいませ。
ご参考までに(/・ω・)/
菖蒲まつりとは?
▼山代温泉 菖蒲湯まつり▼
石川県加賀市にある加賀温泉郷の片山温泉・山代温泉・山中温泉・栗津温泉では、毎年6月4~5日に菖蒲湯まつりを開催しています。
祭り当日の温泉周辺には菖蒲湯の香りが漂い、旅館の宿泊客や共同浴場の利用者が菖蒲湯に入ることができます。
菖蒲湯まつりは一年の無病息災を祈願するお祭りで、中でも山代温泉は他の温泉よりも規模が大きく、制作された菖蒲湯みこしが山代温泉周辺をねり歩くという伝統あるお祭りです。
加賀温泉郷に初夏の訪れを告げる祭り「菖蒲湯まつり」、温泉周辺を散歩するだけで菖蒲湯の香りに癒されそうですね♪
菖蒲湯の文化を楽しもう!まとめ
端午の節句には、鯉のぼりを揚げる、五月人形を飾る、柏餅やちまきを食べるなど楽しみ方が色々ありますが、「菖蒲湯に入る」という風習については体験したことがなく本当に疑問でした!
そんな菖蒲湯の疑問をさまざまな角度からリサーチしてみましたが、いかがでしたか?
「毎年、菖蒲湯に入るのが風習です」
「今まで菖蒲湯入ったことないです」
「入浴剤で楽しんでます♪」
と地域や各家庭によっても違いがありますが、端午の節句の楽しみ方の一つとして“菖蒲湯”を子供たちへ伝えたくなりました~
季節行事で変わる季節風呂、日本人ならではの四季の楽しみ方って風情がありますね。
同じく、あなたの菖蒲湯に関連したギモンが解決すると嬉しいです♪
以上、【菖蒲湯はいつ入るの?端午の節句に楽しみたい菖蒲湯のあれこれ♪】でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^
今回の記事が参考になりましたら、下の関連記事からも「菖蒲湯」に関する記事や「端午の節句」に関する記事などが読めますので合わせてどうぞ♪
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▼こちらの記事もどうぞ!▼
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