
こんにちは、Cちゃんです(・ω・)
夏が近づいてくると楽しいお祭りが各地で開催されますね。
街が賑わいを増す、あの祭りの雰囲気が個人的に好きなのですが♪
今回は北海道江差町で行われる「姥神大神宮渡御祭」にスポットを当てて、
- 姥神大神宮渡御祭とはどんなお祭りなのか?
- 2019年の日程はいつなのか?
- 見どころはどこに注目すると楽しめるのか?
など、調べてまとめていきたいと思います。
夏の北海道江差町が祭りで活気づく、
姥神大神宮渡御祭の歴史と背景を追いました~(/・ω・)/
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この記事の目次
北海道江差町の姥神大神宮渡御祭とは?
姥神大神宮渡御祭の詳細
まず、「姥神大神宮渡御祭」は「うばがみだいじんぐうとぎょうさい」と読みます。
このお祭りは、北海道桧山郡江差町で毎年行われる北海道最古と呼ばれる神社、姥神大神宮の例大祭のことです。
例大祭とは、神社で毎年行われる祭りのこと。
姥神大神宮では、毎年8月9日~11日の3日間にかけて執り行い、370年以上続いてきました。
“北海道最古のお祭り”と呼ばれるのも納得できる歴史のつまった祭事なんですね。
姥神大神宮の神様をのせた神輿4基の渡脚が行われた後に続き、13基の山車(ヤマ)が街を練り歩くという祭りの一連の流れがあります。
■山車(ヤマ)とは?
伊達政宗や武蔵坊弁慶など歴史上の偉人をモチーフにした人形を乗せたダシのことを、姥神大神宮渡御祭では山車(ヤマ)と呼んでいます。各町内会で大切に保管され、このお祭りの時期に神輿のお供として街中を練り歩き、巡行します。
この祭りの流れが出来上がった背景や姥神大神宮の歴史をリサーチしてみました。
姥神大神宮の歴史と起源とは?
姥神大神宮の歴史が伝えられている書物によると、健保4年の1216年に江差の海辺・津花町が元になっている、と記されています。
この時代、津花町には「折居様」と呼ばれている高齢の姥がいました。
彼女はきれいとも言えないような仮小屋に住んでいましたが、予知能力を持っていて、天気や病気の流行を予言して周囲に伝えるので、村の人々から大事にされていました。
ある年の春先、彼女は神島(かむいしり)という島から光が発せられているのに気付いて驚き、原因を探るべく、光の方向である神島へ渡ります。
神島には年老いた翁が居て、「この中の水を海にまくとニシンという魚が大群になってやってくる」と告げられ、水の入った瓶を渡されます。
その瓶を持ち帰り、中の水を海にまいたところ、老翁の話通りニシンの大群が村付近の海に押し寄せて村民も豊漁に沸き立った、というお話があります。
村民が姥にお礼をしようと小屋を訪れると、いつの間にか彼女の姿は消えていて、代わりに神像が残っていました。
小屋に残された神像を「姥神」として祀り、今日の姥神大神宮の始まりとなりました。
彼女に瓶を渡した老翁は“神である”と言い伝えられていて、瓶が形を変え岩になった「瓶子岩」という大岩も江差町の海辺に祀られ、守られています。
もう一つの姥神大神宮の歴史と起源
もう一つ、姥神大神宮には起源となるお話が存在します。
それは、大神宮の起源がアイヌ時代に伝えられた話が元になっているというものです。
江差町に住んでいたアイヌの老夫婦が食べる物がなく困っていると、神からのお告げで舟と舵を使い海をかき回すとニシンの大群がくる、と教えられました。
このお告げに従いニシンの大群を得ることになった老夫婦。
老翁は鴎島(神威尻)の恵比須堂に祀られ、老婆は“姥神大神宮”に祀られた、というお話です。
どちらの話が本当の起源なのかは分かりませんが、どちらも神のお告げがあり、今日の姥神大神宮へと繋がっているんですね。
歴史深い背景と起源でした(*´ω`)
姥神大神宮渡御祭の流れの由来
さきほどの姥神大神宮の起源からも分かる通り、ニシンを始め漁業が盛んになっていった江差町には、当時、有名な貿易船の北前船が行き来していました。
北前船の交易によって京都祇園祭の内容や文化が江差町にも伝わり、祇園祭で神輿のあとにクライマックスを飾る山鉾巡業(やまぼこじゅんぎょう)にならい、姥神大神宮では神輿渡御の後に山車(ヤマ)が町を練り歩く流れが出来上がっていきました。
8月9・10・11日は北海道の最古の伝統を誇るといわれる江差・姥神大神宮渡御祭が盛大に行われるべ。北海道に来たら一度は体験して欲しいべさ!#江差町 https://t.co/sIpprl8WEo pic.twitter.com/wGzFSSUcAO
— しげっち@江差のポケモンマップができたよ (@sigesige_ho) 2019年7月3日
姥神大神宮渡御祭2019の日程は?
2019年のスケジュールは、
8月 9日(金)宵宮祭
8月10日(土)本祭・下町巡行(開始13:00~解散22:30)
8月11日(日)本祭・上町巡行(開始13:00~解散23:00)
となっています。
※詳しい山車(ヤマ)の巡行スケジュールについては、江差町の観光ホームページを参考になさってみて下さいませ↓
姥神大神宮渡御祭2019の見どころは“神輿”と“山車”の夜渡御!
4基の神輿が渡御を終えたあとに続く13基の山車(ヤマ)たち。
山車は山車供奉として神輿渡御のお供の位置づけになっていますが、これだけ数が多いと動く人の多さにも圧倒されること間違いなし!ですね。
夏でも比較的涼しい北海道の地がミシミシと暑くなるのが想像できて、この祭りの空気感を味わいに行きたくなってしまいました( *´艸`)
見所は多々あれど、個人的に一番見たいのが夜の神輿と山車の渡御でした。
夜になると昼とは雰囲気がガラッと変わり、電飾と商店街の灯りに祭囃子が音で盛り上げ、引き手の若者たちの動きも増す、この雰囲気が姥神大神宮渡御祭をより熱いものにしているのかな!って、この目で直接見たくなりました。
子供たちも楽しそう♪
沿道で見ているだけじゃなくて、一緒になって盛り上がりたい!と思わせてくれる軽快な祭囃子はコンクールも開催されるほどの活気です。

北海道江差町の姥神大神宮渡御祭とは?2019年の日程と見所をご紹介!まとめ
北海道江差町の姥神大神宮渡御祭について、
歴史と起源、2019年の日程、個人的に選んだ見どころなどをご紹介させていただきました。
歴史を感じながら今につながる江差姥神大神宮渡御祭。
きたる8月、北海道の地が暑くなるこの時期に、祭囃子の音色と神輿・山車の引き手の熱気、最古なる祭りの雰囲気を求めて、江差町に足を運んでみてはいかがでしょうか?
以上、【北海道江差町の姥神大神宮渡御祭とは?2019年の日程と見所をご紹介!】でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^
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