
こんにちは、Cちゃんです(・ω・)
日増しに暑さが目立ち始めましたね。
初夏の暑さを感じると身体が自然と水辺を求めてしまいます。
特に、川遊びなんて開放的だし、子供たちにはとても良い刺激だし、タダで受けれる自然の恩恵!と思う反面・・・
整備された環境ではないからこそ気を付けたい「川の水」について、起こりうる病気や感染症はないのかな?と思い、心配になり調べてみました。
特に子供がいるママやパパは、川遊びをきっかけに起こる体調の変化や影響にすぐ対応したいですよね。
知らないままで遊ぶよりも、事前に頭に入れながら予防線を張っておきましょう。
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この記事の目次
川遊びに潜む病気!川の水を飲む、触れる怖さとは?
自然に直接触れられる川遊びは、とても魅力的な遊びですよね。
現代っこな子供たちもスマホやタブレット、ゲームを忘れて夢中になって川の水に触れたり、生き物を捕まえたりと普段できない体験ができる遊びは刺激になります。
でも、この川の水、当たり前ですが、プールとは違って消毒もされていない自然の水なので決してきれいとは言えない状態のものですよね。
見た目がきれいでも何を含んでいるのか分かりません。
「子供が飲んでしまった!」「傷口に触れた!」と何か起きてももう遅い!という場合が・・・
\ 調べてみたらありました!( ゚Д゚) /
レプトスピラ症、ピロリ菌、人食いアメーバ、エキノコックスなど
なんかの呪文のようなカタカナが並びますし、人食いアメーバとか「え?人を食べるの?」という感じですが、川の水にこれら病気の原因が含まれていない!とも言い切れないので、一つ一つ確認していきましょうか。
無邪気に遊びたいけど、自分や家族を守る予備知識として知っておくことも大事です。
川遊びに潜む病気!それぞれの原因と症状は?
レプトスピラ症
レプトスピラ症とは、初期症状に発熱、頭痛、関節痛など風邪のような症状が出て、悪化すると「ワルイ病」と呼ばれる肺出血や腎機能障害、そして眼球の充血などの症状が現れます。
さらに、特徴的な症状は「黄疸」が出てくること!
レプトスピラ症の原因、レプトスピラ菌は肝臓の細胞に影響を及ぼすので、肝細胞が障害を受けて黄疸になってしまいます。
髄膜炎や多臓器不全が起きると死亡することもある、この恐ろしい菌は、動物の体内を住処にしています。
それは、ネズミや犬、マングースなどの哺乳類!
直接触ったり、動物が出した尿に触れることで皮膚の傷口や鼻、口などの粘膜から人にも感染してしまう恐ろしい症状です。
川の水にレプトスピラ菌が含まれていないと言い切れませんので、飲む、舐めるなどしないように子供たちの行動にも注意しつつ、大人も足の傷口からの感染には気を付けたいところです。
※参考サイト
→川のレジャーに潜むキケンな菌―【ザ!世界仰天ニュース】
ピロリ菌
ピロリ菌とは、人の胃の粘膜にすみつくらせん状の形をした細菌です。
胃の中は強い酸性があるので細菌は生息できないと言われていますが、乳幼児期に育った衛生環境などが影響して、胃酸がまだ発達していない子供の頃に感染し、それからずっとピロリ菌とともに大人になる人もいます。
今では当たり前のように蛇口をひねればきれいな水が出ますが、上下水道が十分整備・普及されていない世代の人は、幼少期に高い確率でピロリ菌に感染し、除菌しない限り胃の中に住み続けるので、必要であれば内視鏡検査を受けて早期発見につなげたいところです。
また、胃酸が強くなり発達した大人でさえもピロリ菌に感染するのは、ピロリ菌がアンモニアのバリアで身体を守り、胃酸に負けないよう長く住み着こうとするからです。
ピロリ菌が胃の中にいると粘膜に炎症を起こして、胃の病気を引き起こします。
食欲不振や胸やけ、吐き気、空腹時の痛み、胃もたれ、食後の腹痛などの症状が見られ、長く胃の不快感が続く場合は慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気に繋がります。
ピロリ菌を持った大人が口をつけた食べ物を子供に与えた場合も感染する可能性がありますが、整備されていない水からも感染する恐れがあります。
川の水を飲んでしまった場合は、数時間から数日、体調に変化がないか様子を見て、必要であれば病院を受診することをおすすめします。
※参考サイト
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人食いアメーバ
人食いアメーバとは、温かい水域に生息するバクテリアで、正式名称「ヴィブリオ・ヴァルニフィカス」といいます。
日本ではあまり馴染みのないバクテリアですが、地球温暖化により世界で被害が増加しているというから他人事ではありません(゜゜)
他人事ではないもう一つの理由が、症状の速さ!
身体の傷口からの感染や、このバクテリアに汚染された海産物を食べて感染した場合、数日で命を落とすこともあるようなのです・・・
世界で起きたこの人食いアメーバによる被害を例にあげると、
アメリカ、メリーランド州でカニを捕獲するための網を洗っているときに、足の小さな傷口から感染したマイケル・ファンクさん。
すぐに体調が悪化し、数時間後に近くの病院に駆け込みます。
外科医はファンクの脚から感染によって壊死した皮膚を切除しましたが、細菌は血液にも入り込んでいて、病状は急速に進行します。
ボルチモアの外傷センターに搬送された彼の病変は治まることなく、10月15日に死亡。
2016年9月16日に感染してから約1ヶ月後、帰らぬ人となりました。
同年7月、同じような症状で59歳の男性も病院を訪れています。
足首から感染したバクテリアによって、急速に進行した足の病変は医者たちの目にもわかるほどだったと記録されています。
その男性は、最初の例としてあげたファンクさんよりも早く病状が進行し、感染から48時間余りで命を落とすことになりました。
日本でも他人事にはできないバクテリアの被害が発生しています。
安全なはずのプールでも今は何が起こるか分からない細菌の怖さを知っておきましょう。
身体の傷口からの感染や、感染した海産物などを食べて感染することもあります。
傷口から感染した場合、死亡率は約20パーセントで、細菌が血液に入り込むと死亡率は50パーセント以上になります!
整備されたプールでも出ているバクテリアの被害を知ると、一概に「川だから大丈夫!」「日本だからバクテリアも届かない!」とは言えないと思います。
- 身体に傷がある状態では水を避けること
- また傷を負うような格好では入水しないこと
- 水に触れたらしっかり身体を洗う、傷口を消毒すること
など、できる限りの対策は行うようにしましょう。
エキノコックス
エキノコックスとは、体長3~4ミリほどの寄生虫の一種です。
ネズミなどに寄生して、そのネズミを食べたキツネの中で成虫になります。
キツネの糞とともに排出された卵によって他の動物にも感染する可能性があり、人間に近い動物のサルでさえも、この寄生虫の被害で命を落としています。
エキノコックスに感染すると、発症するまでほとんど自覚症状がないというのも怖い話ですが、発症した場合、ほぼ重症化していて、肝機能障害に伴う黄だんを切除するしかないか、最悪、命を落とす場合もあるというのも恐ろしいことですね。
野生のキタキツネが生息している川に遊びに行く際には、
- 良く手を洗う
- 野生のキタキツネに近づかない
- キツネの生息場所の川の水を飲まない
など、予防策として頭に入れつつ出かけることをおすすめします。
川の水を飲んでしまったときの対処法
レプトスピラ症、ピロリ菌、人食いアメーバ、エキノコックス・・・
と、4つの病気、症状について調べてみました。
川の水から起こる可能性がなきにしもあらずな感染原因だったので取り上げてきましたが、川遊びではしゃげなくなることも承知の上です(;´・ω・)
考えたくはないけど知らないじゃシャレにならない病気ばかりでしたが、対策として具体的にできることはあるのか?を考えてみました。
人食いアメーバ、エキノコックスの説明にも載せましたが、川遊びを楽しむ際は、
■生足や身体に傷を負うような軽装はせず、ラッシュガードなどを着用する
■身体に傷がある状態での入水はできるだけ避けるか、傷口をしっかり覆い守ること
■傷をつけてしまった場合、傷口をよく消毒すること
■水に触れた後はしっかり患部を洗う、手を洗う、身体を洗うこと
■また、野生のキタキツネや動物に近づかないこと
■動物の生息場所の川の水を故意的に飲まないこと
■体調が悪化した場合は、すぐに病院を受診すること
などが最も重要だと改めて思いました。
自分の身体、命、そして家族を守る行為にもつながりますので、川遊びや野外で楽しむ場合は、まず「手洗い・うがい!」と感染を防止する行動をとっていきましょう。
川遊びに潜む病気!川の水を飲む、触れる怖さを知り対策を!まとめ
いかがでしたか?
今回は、川遊びの「川の水」に注目して関連する病気4つをピックアップして調べてみました。
ちょっと恐怖を感じるような内容に、私も調べながら「怖いー!」と他人事ではなかったのですが、
これからの季節、保育園の親子行事や学校行事、町内会の催し物などで川に遊びに行くママさんパパさんもいらっしゃるでしょうし、調べて共有できれば!と思い、まとめさせていただきました(o_ _)o))
海外のことだから大丈夫!
地球温暖化も私には関係ないわ!
とは言えない事態になってきている、私たちの生活の身近にこそ危険は潜んでいると思いますので、暖かくなってきた今こそ!手洗い、うがい、除菌の徹底!と、小さなことからコツコツと行って、家族を守っていきたいですね。
知識としてお役立ていただければ嬉しいです。
以上、【川遊びに潜む病気!川の水を飲む、触れる怖さを知り対策を!】でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^
今回の記事が参考になりましたら、下の関連記事からも川遊びに関する記事や季節の行事に関する記事などが読めますので、合わせてどうぞ♪
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